大麻の水耕栽培システム大全集

節分です。
皆さんは恵方巻きを食べましたか?
僕は東北東を向いて黙々と食べましたよ。
もちろん大麻の解禁を祈りながらです!

KeiTy

皆さんの成功も!

それから、
種まきをしましたか?
何か違うぞ。あ!豆まきか^^

ハイ。

今回は様々な水耕栽培のシステムをご紹介します。
あなたらしい、お気に入りのシステムを見つけてね。

WICK SYSTEM(PASSIVE)

ウィックシステム。毛管ひもを用いた底面給水です。

聞いたことがあると思いますが、毛管現象を使って、WICK(芯)に水分を吸わせて、上の培地を潤わすことを狙ったシンプルなシステムです。

毛管現象【もうかんげんしょう】 毛細管現象とも。 液体中に細い管(毛細管)を立てると,管内の液面が管外の液面より上がるかまたは下がる現象。 液体の密度をρ,重力加速度をg,表面張力をT,管の半径をr,管の材料と液体との接触角をαとすると,管内の液柱の高さは2T cos α/(rρg)となる。
毛管現象(もうかんげんしょう)とは – コトバンク

可動部分がないところが最大の利点です。シンプルイズベストと言えるでしょう。
水漏れや故障なのどのトラブルは皆無です。

実はこの点はとても大切ですよ!

利用可能な水がある限り、システムにトラブルが発生することはあり得ません。
このシステムの欠点は、栽培者が灌漑の速度と頻度を制御することができず、

暖かい時期や開花期の成長が早い時期には、
ウィックシステムがプラントの灌漑ニーズに追いつくことができない可能性があることです。
ただし、そういったときは上から追加で水やりをするだけで解消できるでしょう。

実はお手軽にこのシステムをお使いいただけるのです。

CLAポットにウィックシステムを合体させたものです。
簡単に水耕栽培を体験していただけます。
こちらです!

 

NFT (NUTRIENT FILM TECHNIQUE)

薄膜水耕(はくまくすいこう、NFT、
href=”https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%B1%E8%AA%9E”>英語: nutrient film technique)は、1%程度の緩やかな傾斜を持つ平面上に、培養液を薄く(少量ずつ)流下させる水耕栽培の一種。また、 米国では「nutrient flow technique」の略称とされているが、どちらも同じシステムを指す。薄膜水耕という呼称が用いられることは稀であり、通常NFTと表記される。元々はイギリスで、発展途上国向けに少ない資材費で養液栽培ができるように開発されたのが始まりである。[1]

培養液は循環させるため廃液はでない。
水深が浅く、への酸素供給が容易であることが特徴。

栽培槽が小さく、ベッドが軽量である事から高い位置にも設置しやすいのです。
病害対策においては菌が限定されているものの、感染の原因となる害虫の防除方法は確立されていない。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

このシステムの泣き所はポンプの故障です。
根の周りにほとんど水分の余裕がないので、故障すると即死します。
また、根容量が少ないので、大麻には不向きです。

NFTシステムの利点は、根に酸素を豊富に供給できることです。
このシステムは、商業生産レベルでも緑豊かな野菜やハーブを栽培するのに最も人気があります。

一度このシステムで大麻を育てたことがあります。
本当に初期の頃です。
水耕栽培下の大麻はとても根がとても発達するので、
溶液を流すトレーの部分が詰まって、開花後期には大変苦労しました。

ですが、成長力はなかなかのものです!

この方法を応用した、トレー部分を塩ビ管にして、上に円形の穴を開け、
そこにネットポットを差し込むシステムが、関西の工場で流行ったことがあります。

再現される方は、注意してください。
塩ビ管の直径をかなり大きくしないと、
溶液が詰まるトラブルが発生するでしょう。
でも、うまく工作できれば、相当なシステムになることでしょう。

AEROPONICS

ご存知エアロポニクスです!

あのNASAも注目する、ある意味最もロマンのあるシステムです。
僕も大麻水耕栽培を志した当初は憧れたものです。

僕が始めた時、ため太郎というシステムが2チャンネルで話題になりました。
興味のある方は調べてみてくださいね。


水耕栽培のロマンを最も感じさせてくれるシステムではないでしょうか?

根に直接液肥をスプレーすることによって、ものすごい成長が見込めます。
液肥の供給、豊富な酸素、適度な刺激、あらゆる意味で最も理想的な根環境でしょう。
ところがこのシステムには重大な弱点があります。
それは構造が複雑なためにトラブルが多いことです。

まずはポンプ。普通のポンプより圧力がかかります。
そのため熱を持ちます。
水温が上昇してしまい、
チラーなど冷却機器を必要とする場合があります。

さらに電気可動部分が増えるので故障の原因となります。
故障した場合、直ちに根への水分供給が絶たれるのでプランツは即死します。
また、スプレーノズルに異物が詰まった場合、当初の性能を発揮できません。

まめなメンテナンスを要求されます。
個人で小規模に行う大麻栽培には適していますが、
大規模にこのシステムを運営するとなると気が遠くなります。

でも気軽にこのシステムを体験することもできます。

それはクローンマシーンです。

あのシステムこそこのエアロポニクスで、
クローンが弱るまでに素早く発根させる能力は正にエアロポニクスの面目躍如です!

DRIP FEED

点滴潅水システムです。
ドリップイリゲーションとも言います。

ポタポタと点滴のように液肥を垂らすシステムです。
このシステムについてはこの記事が詳しいです。

信頼性も高く、規模が大きくなっても管理しやすい、優れたシステムです。
僕の最後の大麻工場ではこのシステムを採用しました。

DEEP WATER CULTURE

ディープウォーターカルチャーは最も古い水耕栽培のシステムです。
電気で稼働する部分はエアポンプだけなので比較的信頼性の高いシステムと言えるでしょう。

通常、植物の根は水分養分を吸い上げるだけでなく、
その根を土中深くに積極的に伸ばしていかなければなりません。
また、プラントが倒れないように支える役目も担っています。

でも、DWCで育てる植物の根はただ栄養分を吸収することにそのエネルギーを集中させることができます。
これが、DWCの爆発的な成長力の秘密です。

これから記事にする機会があると思いますが、現状で最強の水耕栽培、いや大麻栽培システムは、
このDWCをさらに発展させてたRDWC(リサーキュレーションディープウォーターカルチャー)です。
RDWCはDWC複数個を連結させて溶液を循環することで、液肥の安定と停滞を改善した、最強のシステムです。
ただし弱点があります。自作するにしても、高度な工作力が求められ、
購入するとしたらかなり高価なシステムとなります。

RDWCもDWCも大量の液肥を使います。
くれぐれも水漏れにはご注意を!

EBB & FLOW GARDEN SYSTEM

エブアンドフロシステム。
ポンプで下のリザーバーから水を吸い上げて、
上の培地に隈なく、満遍なく潅水できるシステムです。

おなじみのリンボー師匠も採用しておられた、優れたシステムです。

信頼性も高く培地内の酸素も定期的に入れ替えられます。
その成長力はリンボー師匠のバッズを見ていただければ説明は不要でしょう。

リンボー師匠

師匠はエブアンドフロの達人です。
まずは、新バージョンのシステムをみてください。

僕はこのシステムに使える30センチ角ポットを何年も探し求めていました。
そして、妻となばなの里に行った際に、そこの園芸ショップでやっと見つけたのです。

でもその直後に逮捕されてしまった為、そのポットを使う機会は失われたのです。
それこそが、「CLAポット18L」なのです。

見つけた後に逮捕されてしまい、

リンボー師匠のシステムを踏襲することは叶いませんでした。

ぜひとも、あなたにその夢を叶えてもらいたい!

エブアンドフロシステムは天地創造のシステムです!

herodotus

「エジプトはナイルの賜」と言いますが、
古来より大きな河の流域には文明が発達します。

それはなぜか?
FLOOD「洪水」が起こるからです。

上流の山からの肥沃な土を、洪水が流域の広い範囲に撒き散らすのです。
流域の土壌は肥沃に、農業を営むに最適な土地となります。
沢山の人を養うことができます。
そして、食べることに心配のなくなった人類は文明を生み出します!

今の日本はどうでしょうか?
明日ご飯を食べられるかな?
そういう心配をしなくていいでしょうか?
これからはそうも言ってられなくなるかもわからないですよ。

たとえあなたは心配する必要がなくても、
現在、母子家庭などに貧困層が広がっているようです。

このままでは日本の文明は衰退するでしょう。
なんとかしなければなりません。

洪水を起こして破壊し、
そのあとに恵の大地を残しましょう!

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