大麻の開花セオリー。開花前期:室内水耕栽培、3つの要素

大阪の台風#21えぐかったですね。

仕事から帰ってくる十数キロ、

自転車に乗りながら被害状況をつぶさに見てきました。

小さな商店や大きな工場、看板やフェンス、ダクト、倒木

被害にあわれた方にこれからの幸おおからんことを、

心からお祈り申し上げます。

みんなで力を合わせて頑張りましょう!

未来は明るいです!

 

アウトの大麻たち大丈夫でしょうか?

イソップ童話の葦のように、

風に逆らわず、そよいでやり過ごしていることを祈りつつ、

本題に入りましょう。

 

ぶっちゃけ、ここをが肝心です!

ここから収穫までが、いわば舞台の本番。

これまでは舞台裏、しょせん準備にすぎませんからね。

良質なバッズがたくさん取れるか否かはここで決まります。

 

開花をスタートする前に、

留意しておくべきスリーポイントをここで、説明させてください。

 

光と闇

 

それはふたつでひとつ、

闇のあるところ光あり、

光のあるところ闇あり、

闇を知らず、

光のみ知っていたとて、

その輝きを知ることなし

 

これが今回の一番のチェックポイントです。

まず

日照時間

大麻は秋分の日を境に、

深くDNAに刻まれた開花のスイッチをいれ、

それによってバッズを生み出します。

でも、光を24時間当てっぱなしにすると、どうなるか?

永遠に葉っぱのままで、いつまでたっても花を咲かせません。

 

ですので、

開花は光を12/12(光12時間:暗闇12時間)にセットすること。

 

そうすると、マリファナは

「秋になったぞ!もうすぐ冬になるぞ!その前に子孫をのこすぞ!」

と急激にその姿を変えます。

光の色

これまでMHか蛍光灯で照射していましたが、

これからは秋の光に色を変化させましょう。

秋の色とは、HPSランプです。

(余裕がある方はLEDがお勧めです!

トンネルとかにも使われているナトリウムランプと呼ばれるものですね。

赤っぽい光を出します。秋の夕暮れの色ですね。

 

開花期のマリファナはこの色の光が大好きです。

開花期は必ずこの電球で開花させましょう。

LEDランプについて調査しました!

「2018 最新大麻栽培 HPS VS LED どちらが買いか 緊急レポート」

↑をご覧ください。

暗闇

パンダシートや遮光フィルム、グローテントなどをうまく利用して、

外部からの光を遮断しましょう。

マリファナの安眠を損ねる光は健全な開花の大敵です。

 

夜の時間には真っ暗闇を演出してあげなければなりません。

夜の時間に光が入ってくると、開花がストップしたり、

完全に成熟しなかったり、収穫量にダメージを与えます。

 

夜の時間に畑に用事があっても、暗闇で全く作業できません。

ですが裏技があります。

 

それは、

グリーンライト(緑色のライト)

を使うことです。

このスペクトルの光だけは、大麻に影響を及ぼしません。

それは、彼らの色素もまた緑色だからです。

ですので、開花ルームに小さなグリーンランプを常備しておくと、

もしもの時に役立つかもしれません。

でも、なるべくそういう事態は避けたいですね。

 

 

水やり

また水やりです。

もちろんここでもめっちゃ大切です。

肥料について

最初は肥料濃度控えめで、

開花ブーストが入ったら濃くしていってください。

開花ブースト開始のタイミングは、

光に対するその大麻の反応具合によります。

生長速度を観察して、スイッチ入ったなと感じたら、

徐々にそして大胆に肥料濃度を濃くしてみてください。

この辺のさじ加減が収穫結果に大きく響きます。

ここは経験がものをいいますが、

基本的に肥料メーカーのスケジュールを参考にしてください。

肥料メーカーのラインナップも、

生長期と開花期で商品が分かれているはずです。

別れていない肥料は買わないようにしましょう!

今後詳しく説明する機会もありますが、ここでは簡単に、、、

 

NPK

avatar

@KeiTy717

No Problem KeiTy ではないですよ

さて、

大麻に必要な肥料成分の中で最もメジャーなのは

窒素(N)とリン(P)とカリ(K)です。

理科で「すいへーりーべーぼくのふね」って習いましたよね。

はい。それです。

 

開花期にバッズを大きくするために、

リン(P)とカリ(K)を多く消耗します。

 

窒素(N)も多く消費しますが、

これは茎や葉を作るために多く消費されます。

開花後期ともなると、もはや、最低限でも大丈夫です。

 

PKの割合を増やすことで、バッズがでかくなります。

(増やしすぎは禁物です。バランスが大事ですよ)

PKは直接、バッズに効くのです。

生長期はN、開花期はPK

そう覚えておけばいいでしょう。

 

まず最初はメーカーのレシピでやってみてください。

そして自分で徐々にアレンジしてみてください。

 

大麻栽培のPDCA

自分の過去の反省から、注意喚起させていただきますね。

これは大麻栽培以外でも、工夫を凝らす時、いろんなことに言えることですが、

何か手順を変化させるときは、何個もいっぺんにやらないでください。

 

1つの収穫サイクルで1つの変化、これが基本です。

 

例えば肥料の割合肥料のブランドを同時に変えたとします。

それで、収量がUPしたとしても、割合を変えたからよかったのか?

それともブランドを変えたことがプラスに働いたのか?

その辺がわからないと、知識と経験の上積みができません。

 

どんな場面でもこのことは共通すると思います。

思いついて、何かやってみたら、その効果を確認、そして記録、これが上達の近道です。

PDCAともいわれていますね。

(「Plan=計画」「Do=実行」「Check=評価」「Action=改善」)

 

マリファナ栽培の場合、

このサイクルが8週間と長いので、

落ち着きのない僕はイライラして、つい色々やってしまい、

結果として意味がなかったことを反省しています。

 

農業はどっしり構えて、心をおおらかにして、

長期的に取り組む必要があります。

心の時間を植物の時間にシンクロさせてみてください。

見えなかったものが見えてくるかも…。

 

支え

あと一つ、大切な準備があります。

あなたが10代の時にも、心の支えが必要だったでしょう?

両親、兄弟、親友、etc…

バッズがでかくなると、その重さは相当なものです。

乾燥したバッズは綿菓子みたいなもんですが、

生きてるバッズは10倍重いです。

 

コカ・コーラの2Lペットボトルのようなバッズを、

か弱い娘たちの細い茎だけでは支えきれません。

ですので、バッズが垂れてこないよう、

支柱やネットや紐で支えてあげなくてはなりません。

 

僕が植木鉢で作っていた時は、リング支柱を使っていました。

SOGでやっていた時は、ネットを高さ70㎝ほどのところに張っていました。

色んなやり方がありますので、栽培方法によって柔軟に対処してください。

くれぐれも忘れないで

思春期のあなたの娘には支えが必要です!

さもないとタレちゃいます。

 

まとめ

さあ、いよいよ開花のはじまりはじまり〜

 

ここまでくると、あと少しです。

細かいことに気を配り、日々のケアを怠らないようにしてあげてください。

光と闇

大きくなるバッズに対する支え

水やり

この辺を押さえておけば大丈夫です!

 

大人の階段を登り、

シンデレラになる大麻たちを見ていると、

僕は幸せになったものです。

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