Keity 
前回
大麻の種を買う
種を買うという行動は、
今思い出してもとても勇気のいる行為です。
でも、
これさえやってしまえば大麻栽培は、
水が、高きより低きに流れ落ちるがごとく、
自然のままに流れゆくもの。
種は芽を出すためにこの世に生を受けたのです。
あなたもこの世に芽を出し、
この地に根を張るために生まれてきたのです。
大麻の種の所持は違法ではないのです！
ぶっちゃけると、種からパクられることはほぼありません。
僕の個人的統計ですが（笑）まぁ聞いてください。
数百人の囚人達からヒアリングしたところ、
大麻の種でパクられた話は聞いたことはありません。
囚人たちの口コミリツイートを舐めていけませんよ。
彼らの飯のおかずと、おやつは人のうわさ💛
一晩で千里を駆けるといっても過言ではありません。
刑務所の難攻不落の壁も、人の口に戸を立てることはできません。
ほかの刑務所の噂も風に乗って入ってきます。
誰が誰の悪口をいったとか、誰が誰をチクったとか、
次の日にはみんな知っています（笑）
かれらは、留置場→拘置所→刑務所と社会に離脱することなく、
悪人のヒエラルキーの頂点を極めし勇者たちなのです！
貴重な生の噂が舞い込んできます。
（ちなみに栽培、密輸でパクられた人は、ものすごくレア。大麻事犯はほとんど所持です。）
ぼくの種も実際税関で何度かストップされましたが、
所有権放棄すれば事件になりませんでした。
でも、それはあくまでも今までの状態です。
そして、僕の個人的見解です。
これがいつどのように変化するか？
これからどうなるか？
それは法律運用で何とでもなるでしょう。
この国は法治国家ではありません。
あるのは建前と権力者の都合なのです。
あなたが、権力者に都合の悪いことを考えるだけで検挙できるように
日本の法律は運用者に都合よく整備されています。
こうなったのは誰のせいですか？
国民のせいです。あなたのせいです。僕のせいです。
自業自得です( ´∀｀ )
これが嫌なら今すぐ変えましょう。
まず自分から。
賽は投げられた
安全の保証など、どこにもない！
あるのはただ覚悟だけだ！
種を輸入するという行為は、
大麻栽培者の通過儀礼とも呼べる厳粛なる儀式なのです。
モニターに向かってポチる行為は、
ルビコンを渡る行為なのです！
古のローマの英雄の行為なのです。
alea iacta est
「賽は投げられた！」
（ﾎﾟﾁ）
当時はクレカで買えました。楽勝です。
今は国際送金かビットコインでしか買えません。
未来の価値に投資しよう。
ポチ!
フェミナイズドを知らなかった悲劇
オランダの別嬪なおねーさんが、
裸で種をこっちに差し出している写真に惹かれて、
あるシードショップから、
ノーザンライツの種を5粒輸入しました。
種屋さんの名前はアムステルダムなんとかSEEDだったな。
忘れてしまいました。いまでもあるのかな。
アムステルダムなのに、発送はUKから（笑）
大丈夫か～。
発送はステルス＆追跡のフルオプションです。
ポチってからは1日何回も発送状況を確かめたものです。
「やっとヒースロー空港か」
「おおお成田に届いた」
「税関無事に通過してくよ～」
「お、ジャパンポストオフィスまできとるで！」
「……到着」
なんば
変装して、周りを十分うかがい、なんばの裏路地を行ったり来たりしながら、
私書箱から封筒を無事受け取ったのでした。
ワクワクしながら開梱しましたが、
パッと見た感じでは、どこに種が入ってるかわからないくらい、
とても念入りに隠されていました。
税関もこれを見つけるなんて、なんて大変で無駄な仕事をしているのだろう。
そんな仕事に生きがいを見出せるのだろうか？僕はお尋ねしたい。
大麻の種は華麗にスルーしようよ。
スルーしても後生がいいから。安心して。
はい！スルーされました。
大麻の種ってこんなに小さいんだ。
初めて種を見たときの僕の印象です。
発芽
湿らせた、一番小さなロックウールに、
種をいれて、発芽させてみました。
容器に水を入れブクブクを入れて酸素を添加しながら
半分くらいロックウールを水に浸けていました。
なんでこんな手の込んだ無駄なことをしていたのでしょうか？
当時はこうあるべきだと勝手に思っていたのですね。
5個中3個しか発芽しませんでした。
その3個を40型蛍光灯で50センチくらいまで成長させて雌雄を判別したところ、
3株中2株が雄であることが判明！
本当にがっかりしましたよ。
初めて大麻を栽培した僕は、
メスしか生えないフェミナイズドの種があるなんて思いもよりませんでした。
「あ～あ、残り1株かぁ…」
でも、気を取り直してその1株から、ユーチューブを参考にクローンをとり、
ある程度の大きさに生長させたところでグロウボックスに投入！
ぐんぐん伸びていくノーザンライツ1号に僕の期待もどんどん膨らんでいきました。
毛深いノーザンライツちゃん
なんだか、だんだんとトイレの芳香剤っぽい匂いがきつくなり、
バッズも膨らみ始め！？
いよいよ収穫かってところなんですが、
僕のバッズは、毛ばかりボーボーで、実がほとんど生長しない、
ダメダメバッズだったのです。
5粒買ってやっと取れた1株のマザー。
これがまるでダメ子ちゃんだった僕の落胆を想像してみてください。
それでも収穫してトリミングしました。
「こんな感じでええんかな？」なんてね。
トリミングひとつとってみても正しいやり方がわかりません。
なにもかもヨウツベ先生の動画を見ながら見様見真似ですよ。
乾燥を待ちきれない僕は、
やる夫にも書いているレンジでチンする方法で、さっそく吸ってみました。
そりゃもうワクワクしながらね。
見た目は毛がボーボーで実がほとんどないけど、
トイレの芳香剤みたいな良い匂いしてるし、
「こいつはとんでもないトビかもしれんぞ」って
心のどこかでわずかに期待しながらね。
この日のために、わざわざアメリカ村の大麻堂で買った、
小さいガラスボングでブクブクやりました。
1HIT目
さぁくるか？くるか？
…………………………10分
…………………………20分
……何も来ない。
ただのクソネタだったようだ。
春にスタートさせた大麻栽培。
そろそろ夏も終わろうとしています。
来年から少なくても月40万の収入を得ないと、
僕は今のプチセレブな生活が維持できなくなります。
ここであきらめるわけには参りません。
育て方自体は間違っていないはずだ、何が悪いんだろう？
他に相談できる相手は弟とネットだけ、
大麻未経験な僕には知識なんてほとんどありません。
一体どうなってしまうのか！
つづく…