現在、この日本でも大麻は非犯罪化しつつあるようです。サイト設立1年。

このサイトを作ったきっかけ

サイトを作ってほぼ一年が経過しました。

僕が一年前、刑務所から出て来た時は、生まれ変わったような気持ちでした。
当時は「大麻を合法化する」なんて思いもよりませんでした。

刑務所の生活


もちろん、刑務所の中では色々なことを考えてました。

時間だけは、有り余ってました。
だから、頭の中ではいつも色々なことを考えているわけです。
かといってその頃から、大麻を合法化しようと考えていたわけではありません。

僕は逮捕されて、何年かはシャバとおさらばしないとならない。
そう腹を括った時、自由が奪われたこの期間を意義あるものにしようと必死で考えました。

そこでやったことが読書と考えることです。

もともと読書は好きでした。
いつかは、世界の名著と呼ばれる古典を読んでみたかったし、
かつての偉人のどこが素晴らしいのか、そんなことを知りたかったのです。
せっかくなので、その機会にしようとそう考えたわけです。

静かにゆっくり読書してみると、相当難解な文章も読解できるものです。
わからない語句は徹底的に辞書で調べ、何度も何度も読みかえします。

シャバで幸せに苦労知らずの時に、これと同じことをやっても心には刺さらないでしょう。
そういう意味では、刑務所での読書ほど素晴らしい体験は他にはありません。
普通の神経の持ち主ならば、この状況は苦境だからです。
そういった時の読書は、幸せな時の読書とは根本的に違います。

その時掴んだことは、難解な文章も、結局は作者がその心を伝えたいだけだということです。
より正確に伝えたいがために難解になることもあるのですが、
読者の人生に山や谷があれば、実体験に当てはめて腑に落ちるところが必ずあるものです。

どうしても分からなかった文が、ある時不意に理解できて感動することがあります。
そんな感銘を受けた箇所はノートに書き写したりもしました。
このスマホ全盛の時代にノートに本を筆写するなんて不思議な気持ちでしたが、
そうしていると、人生の何年か失うという焦燥感が薄れていくのです。

出所

そのように何年か過ごして、めでたく出所となりました。

刑務所から出てきた時は心はかなりピュアで謙虚な状態でした。
今から振り返ってもそう思います。

純粋な心で見る壁の外の世界は、何もかもが素晴らしいです。

コンビニエンスストアに並んでる弁当やお菓子。
一見当たり前のものが、素敵に魅力的に眼に映るのです。
しかも、少しのお金と引き換えに簡単に手に入るのです。
これって凄いことなのです。
刑務所の中ではいくらお金があっても好きなお菓子は食べられませんから。

そして、出て初めて
電車に乗って、眼にした山の緑がこんなに美しいものとは思いませんでした。
ちょうど桜のころに出たのですが、山が所々ピンクに化粧をしている姿を見ると、
それだけで愛おしい気持ちになったのです。

眼に入るもの全てが美しく感動的です。
そんな状態ではどんなことをしても幸せを感じられるものです。

しばらく家族の元でゆっくりと過ごしましたが、一週間しない内に、何かしら仕事をしたくなってネットを叩きました。
シャバはお金も必要ですからね。

そうして探したのが、コンビニにおにぎりを提供している食品工場。
ベトナム人や中国人の先輩に紛れて最低時給で働きました。
1日が終わって夕日を見ながら歩いて帰る道のなんと清々しいことか。

毎日が感動的でした。
その後も日雇い。今度はさらに身入りがよくなって、日給一万円の工場にステップアップしました。
一日働いた後、社員さんに感謝されながら、さらに現金を一万円も貰えてありがたい。
そう毎日思えました。
僕の生活は満たされていてこれ以上何もいらない状態でした。

ですが、だんだんと心の中に違和感が生まれてきたのです。
人間は慣れる生き物です。
出所した後の豊かな心は徐々に失われていきました。

工場は暑くて、贅沢にもだんだんと嫌になってきました。

もっと環境のいいところに移ろうと思い、
条件の良いところを探しました。
幸い、昔からまぁまぁ器用貧乏なITスキルを活かして、
現在も勤めさせて頂いているIT関連企業に派遣社員として働く事になりました。

IT派遣社員は体力的にかなり楽な仕事で、逆に僕の情熱は有り余りました。
その時、僕は何か忘れている。
そう気づいてしまったのです。
ずっと僕の心にくすぶっていた、大麻のことです。

そう思って一年前の今頃

この記事を書いて、サイトをオープンしたのです。

あれから一年

実際に進む非犯罪化

僕が想像していたように、
日本でも徐々に大麻で逮捕されても立件されない例が出てきたようです。

最近僕はこのようなツィートをしました。

猫村さんという方は、執拗な職質で大麻の所持が発覚し、逮捕されたようですが、
(その時の実況ツィートが衝撃的でした)
あっさり20日で釈放されました。

彼は詳しく言及していないので、起訴されたのか、処分保留になったのか、起訴猶予になったのかは不明ですが、最近僕の耳に日々入ってくる生の情報は、明らかに大麻の非犯罪化が実質的に進んでいるという僕の感覚を裏付けるものでした。

さらに、僕のところに最近こんなウィッカーが入ってきました。

お久しぶりです。
やはり逮捕されました笑笑
このアプリ実に使えますね笑(wickr me)
情報一切漏らさずに釈放になりました笑
始まりは3週間前ほどで
友達とコンビニで炊いてたら
警察が来て職質食らって
友達が物を持ってるの見つかって
その場で友達が逮捕されたんですけど
友達をかばおうと思って自分のですって嘘ついて!
(1週間後(1週間前)自分も逮捕されました)
ガサ入ったんだけど種も機材も何も押収されなかったですね
すっごい不思議なことに巻き紙とチップ(フィルター)とグラインダーとパイプ一個(何個もあるのに)だけ没収されました
それも今日釈放されたときに返されました
土日の関係で拘留期間10日のはず8日ほどで終わってこれ以上調べても何も出ないって判断されて起訴されることもなく釈放されましたね

明らかに大麻を吸って、種もあって、栽培しようとしている現場を抑えられたのに、
起訴すらされませんでした。

日本は僕が想像したような世の中になりつつあります!

でもこれらは僕の影響ではありません。
カナダが合法化しました。
合衆国の州が次々と大麻を合法化していきました。
ピエールさんや田口さんの逮捕。
タイや韓国などのアジアの国々も大麻を合法化していきました。

このようなことがあって日本人もだんだんと大麻を身近にそして、
言われているほど悪いものではないのではないか?

そう感じるようになったんだと思います。

大麻事犯の非犯罪化

これなくしては大麻合法化はありえません。

多くの方が毎日大麻で逮捕されているようです。
警察も裁判所も大麻取締法違反者だけを捕まえるために仕事をしているわけではありません。
政府関係者も、被害者のある犯罪をどうにかしたい。
そう思っておられると僕は信じています。

大麻事犯が増えたとしても、
その件だけに限られた捜査資源や裁判所の事務処理を費やすわけにはいきません。
ところが、毎日毎日大麻で捕まるわけです。
以前の何倍も何倍も。

特に若年層は洗脳が溶けているので、大麻は悪くないと知っています。

セックスが気持ちいいこと。
音楽が最高に素晴らしい事。
飯がうまい事。
友達が大切な事。

そんなことを教えてくれる大麻が悪くないと、若者は知っています。


自分に嘘をつかない若者が、大麻で逮捕される事例が激増しています。
当局の思惑と関係なく、彼らは大麻の与えてくれる素晴らしい世界への好奇心で頭がいっぱいです。
もう法律で大麻を抑えることは不可能になってきました。

少しづつ大麻合法化に備える厚生労働省

厚労省は大麻精神病の存在や幻覚を見るといった、嘘の記述を排除しつつあります。

さらに、

若者を中心に大麻による検挙者が急増!

というニュースが今年増えてきています。

大麻による検挙者数は、平成25年(2013年)の1,555人から平成30年(2018年)には3,578人に達し、過去最多を記録した平成29年を大幅に更新しました。

厚労省のサイトにもこのように書かれています。
さらに。

警察庁が平成30年中の一定時期に大麻取締法違反で検挙された者716人に対して行った調査によると、大麻の危険(有害)性の認識が「ない(全くない、あまりない)」者は全体で76.1%に上りました。

マスコミ離れしている若年層には政府の洗脳が通用しなくなってきているようです。

政府はこの事態を由々しき事であると認識しているようですが、
とんでもないことです。

正しい知識を持つことが、乱用を避ける唯一の道であるのに、
嘘で洗脳しようとしているこの態度は、かなり問題があるのではないでしょうか。

あまりに露骨な嘘の記述を最近では見直しつつあるのかと思いきや、
政府のサイトを確認すると、まだまだエビデンスに乏しいオカルトな記述がみられます。
国の代表として恥ずかしいので、できるだけ早く中立な内容に変更してほしいところです。

まとめ

僕がサイトを開始してから一年ですが、
わずかこの一年の間に国民の大麻についての意識は変化したように感じます。

このペースで意識が改革されるなら、遅くても3年以内には大麻は実質的に開放されると僕は見ています。

その時、大麻をヘロインや覚せい剤のような、依存性の高い強力な薬物と思わされていた忠実な国民はどう思うでしょうか?
それまで散々嘘で洗脳されてきて、
「明日から大麻は合法になりました。癌をはじめとしたあらゆる疾患の特効薬です」
お上から突然このように180度かわった内容が通達されるのです。
政府の見解なんて信じられなくなるでしょうね。

ガンで生き死にの戦いしている方がいるのに、特効薬と知りながら国民に解放せず、
非常に高価で副作用のある抗がん剤を処方し続けたことが発覚したら、
関係者はどう責任を取るのでしょう。
ガン以外にも、大麻だけが、ごく軽い副作用で、効果を発揮するような、重篤な疾病は枚挙にいとまがありません。

調べればわかることを調べなかったか?
知ってて伝えなかったか?

大麻に限らず、政府の公式見解はもはや信頼できるものではなくなってきました。
本当に恐ろしいことです。

いずれにしても国がやっていいことではありません。

また、大した害もないただの植物を、嗜好品として所持しただけで、
逮捕拘禁され人生が変わってしまった方、懲役にいった多くの悪意なき方の存在。
罪なき犯罪を量産し続ける元凶、大麻取締法を、野放しにしている政府役人は自分さえ良ければそれでいいのですか?

日本の制度上法改正が難しいとしても、運用を見直し即座に非犯罪化するのが人の道だと僕は思います。

そして最大の罪人は、この問題を無かったもののように無視し続ける国会議員達です。

それと、このサイトをみている方々はこのことを忘れないでください。

もし選挙に不正がないとしたら、この事態を招いたのは僕たち「有権者」なのです!

この記事を書いた人