いよいよ物語のクライマックスですね。
準備はいいですか?
正しく育てていれば、
開花スタート5~6週からバッズは、モリモリでかくなってきて、
こっちのテンションも上がりっぱなしです。
反面、リーフに力はなくなりだら~んとしてきます。
その内枯れてくるやつも出てきて、初めて育て方は「これ大丈夫なん?」って
心配されますが、大丈夫です。バッズさえでかくなっていたらOKなんですよ。
彼女たちは子孫を残そうとして、精いっぱいお花にその生命力のすべてを注ぎ込んでいるのです。
その生命力に報いるためにもベストなタイミングで収穫しましょう!
収穫時期の見分け方
光を秋モード(12/12)にしてから7~11週で
すっかり成熟しきったのを見極めてから収穫となります。
この期間の長さは品種によって異なります。
ですので出来れば
室内で栽培される場合は
種のスペックシートのflowering timeを参考にしてください。
外で栽培するときはHarvest Monthを参考にしてください。
収穫時期を自分の目で見分ける方法もあります。
それは、樹脂(トリコーム:trichome)の色を見るのです。
顕微鏡クラスのルーペを使うとトリコームをはっきり見ることができます。
トリコームはTHCの塊で、テルテル坊主のような形をしています。
これの量が多いマリファナは品質がいいといわれています。(個人的には懐疑的ですが)
確かに見た目はGOODですね。
話が脱線しましたが、この樹脂の色が最初は透明なのですが、
成熟してくると徐々に乳白色になります。
更に日にちが経つと琥珀色に、そして茶色から焦げ茶色になります。
どこで収穫するかはその人の好みです。
一般的に言われているのが、
透明の時期に収穫するのは早すぎます。
乳白色の時に収穫すると、軽いキマリになります。(ヌケがよくクリアなキマリ)
琥珀色の時に収穫すると、良いバランスになります。(おそらくこれがベスト)
茶色の時に収穫すると、重いキマリになります。(長く重いキマリ)
焦げ茶は行き過ぎですね。
少しでも早く収穫したところですが、
しっかり熟成をまってよい作物を収穫しましょう。
刈り取り
自分で蒔いた種は自分で刈り取らねばならない。
真理ですね。
さて
収穫するときは、根元から一思いにバッサリ剪定鋏で切りましょう。
切った後に生かしておいてまた咲かそうと考えてた人もいましたが、
それはやめましょう。
時間の無駄です。
また新たに育てましょう。
余談ですが、
切腹した後の介錯役には相当な力量が必要です。
彼女たちを苦しめるのは一瞬にしてあげましょう。
バカボンのパパが持っている、よく切れる剪定鋏をしっかり手入れしておいてこの時に備えるのです。
それが、武士の情けです。
閑話休題、
刈り取りが終わったらめちゃくちゃ忙しいですよ~
急いでしなければいけないことが山積み。
後の工程
優先順位
1.トリミング(マニキュアリング)
2.乾燥
3.開花ブースを掃除して次の開花に備えましょう。
この順番でやっていきましょう。
育てる量にもよりますが、1平米でDRY300g取れる量を作った場合、
トリミングだけで3時間かかります。
落ち着いて作業できるように
そのあたりを想定して収穫時期をスケジューリングしましょう。
詳しくは別の記事で解説させていただきますね。
こちらをどうぞ