加湿で空気を支配する:飽差、バッズの品質と収穫の最大化

大麻は

水とCO2を原料として、光エネルギーを利用し、

根から吸収されたミネラルを化学変化させて、

アミノ酸やたんぱく質、糖などを合成し、

バッズを巨大化させながら、

THCやCBDなどの薬効成分も合成する、

超小型高性能化学プラントなのだ!

凄すぎて日本では禁止なのだ!

化学工場

それはさておいて、

この科学技術が進んだ21世紀でも、

このシステムを模倣することはできないのです。

仕組みの解明すらされていません。

いくら、人類が進歩しても、自然はるか先、

我々が追い付くことは決してできません。

I was like a boy playing on the sea-shore, and diverting myself now and then finding a smoother pebble or a prettier shell than ordinary, whilst the great ocean of truth lay all undiscovered before me.

- Isaac Newton (アイザック・ニュートン) -

私は、海辺で遊んでいる少年のようである。ときおり、普通のものよりもなめらかな小石やかわいい貝殻を見つけて夢中になっている。真理の大海は、すべてが未発見のまま、目の前に広がっているというのに。

NEWTON

僕たちも僕たちだけの奇麗な貝殻を拾いに、大麻畑に向かいましょう。

 

大麻の研究は終わっていると言い切った京都のおっさんこの記事読めよw

今回の貝殻はこちら

収穫量を最大化するために適切な飽差の空気を提供しよう

 

飽差

ある温度と湿度の空気に、

あと何g水蒸気の入る余地があるかを示す指標です。

空気1m3当たりの水蒸気の空き容量をg数で表す(g/m3)。

※HD(Humidity Deficit)の場合VPD(Vapour Pressure Dificit)の場合は単位が(hPa)ヘクトパスカルとなる。

植物の水分状態は、相対湿度よりもこの飽差に強く影響を受ける。

ということです。

乾きやすさといえばわかりやすいですね。

夏は湿度が高くても洗濯物がよく乾きますよね。

対して冬は湿度が低くても、なかなか乾かない。

飽差とは大麻の葉っぱの乾きやすさの指標と思ってください。

干された洗濯物

空気は温度が上がるほど多くの水蒸気を含むことが出来ます。

そのことを踏まえて、

例えば、2種類の相対湿度70%の空気があるとしましょう。

Aの空気は11℃の低温で、水蒸気をあと3gしか含むことはできません(飽差3g/㎥)。

Bの空気は湿度70%で30℃の高温、この場合、

約9gもの水蒸気を含むことができます(飽差9g/㎥)。

AとB、同じ湿度ですが、どちらが乾かす力が強いかわかりますよね。

相対湿度とは、ある温度の空気の含むことのできる、最大の水蒸気の内の何パーセントの水蒸気が入っているかということです。単位は<%RH>であらわされます。

 

乾きやすさは、

単に湿度だけではわからないということです。

葉っぱの乾きやすさがどうして大事かというと…

 

それは葉に気孔という高性能ダクトが備わっているからのです。

気孔

ミッション:気孔をフルオープンさせよ

 

前回はCO2の添加についてご説明しましたが、

そのCO2を取り込む所、そして、

根から吸い上げた水分を蒸発させる所を気孔いいます。

 

気孔とは葉に無数に開いた、開閉装置のついたいわばダクトのような物なのです。

大麻が環境の変化に対応するために、備えた気孔は次の様に機能します。

 

  • 日中は気孔を開き根から吸い上げた水分を発散します(蒸散)
  • 蒸散した分の水分を補うために、根から吸水し、同時に養分も一緒に吸収します

 

適切な飽差レベルであればこの蒸散~吸水がMAXとなります。

気孔がフルオープンして、根からぐんぐん水を吸い上げ、

葉からはCO2をどんどん取り込み、光があればあるだけ、

バッズを膨らませ続けます。

 

ところが飽差が高すぎると(空気の乾かす力が強い)

根の吸水が追いつかない状態になります。

よって、根の張り具合で蒸散能力は左右されます。

このままでは大麻は自分が干からびてしまうので、気孔を狭くします。

これで、大麻は自らの保水には成功しますが、

気孔から光合成の材料であるCO2の吸収ができず、

さらに根からも肥料が吸収できなくなり、光合成速度が低下するのです。

 

逆に飽差が低すぎるとどうなるでしょう。

気孔をいくら開いても蒸散しないので、結果的に根の吸水力が落ちてしまいます。

 

仕組みがわかったところで、

一体どれくらいの飽差が大麻に適しているのでしょうか?

 

最適飽差

 

大麻の生長段階と開花初期段階では、

飽差は5.9-8.1にするのが適当です。

この飽差にするためには、

温度25〜27℃と湿度65〜75%に設定するとよいでしょう。

結露に注意!

 

開花してから3週間目と4週間目の間以降は

バッズを膨らませるため、より多くの栄養素を摂取する必要があり、

7.4〜10の高い飽差を必要とします。

55〜65 %の湿度で温度を24〜25℃に下げると

適切な飽差に設定することができます。

 

更に開花5〜9週間で、飽差を9.5〜11.5に上昇させます。

23.5〜25℃の温度で42〜51 %の相対湿度に設定しましょう。

 

自然界の季節変化に似ていますね。

春から初夏にかけて蒸し暑い時に大麻の若草はおおきくなり

秋にかけて徐々に涼しくなり始めると、

バッズの花を咲かせ始める。

そして空気が冷たく乾き気味になるころに、

収獲を迎えるのです。

 

当たり前なのですが、自然が最適な栽培環境なのでした。

自然とはよくできたものです。

秋の大麻

CO2を添加する場合は原始の地球環境に近づけるため、

温度をプラス5℃前後あげた方が光合成量が増します。

大麻がかつて最強だったかもしれない原初の地球を再現してみてください。

 

温度と湿度を注意深く管理することで、

高品質で大量のマリファナを育てることが出来ることはわかりましたね。

 

それでは、実際に空気の状態をコントロールするする方法を探しましょう。

 

難易度の高い湿度コントロール

 

湿度は計ることすら難しいといわれています。

市販されている湿度計は温度計に比べてそれほど正確ではありません。

少々奮発しても、信頼できる湿度計を買っておいて損はないです。

 

エアコン

エアコンはエアーをコントロールする機械ですw

 

最近では、ダイキンの「うるるとさらら」や、

三菱電機の「霧ケ峰」の様に、加湿できるエアコンもあります。

でも、生長期の大麻が必要としている、

50%以上の相対湿度を正確にコントロールするするのは難しいようです。

 

加湿器のLOT化

そこで、ネタトモとIFTTTとスマートプラグを使って、

加湿器をコントロールするのです。

温度の方はエアコンで一定に保ちます。

エアコンは温度設定は非常に優秀で、

部屋の広さが能力の範囲内であれば、

多少のブレはあっても、設定温度にピタッと張り付きます。

加湿器をLOT化

ネタトモ+IFTTT+スマートプラグ

ネタトモで湿度と温度を計測し、

所定の飽差になれば、IFTTT(イフト)でスマートプラグをオンオフして、

加湿器をコントロールするのです。

 

加湿器は電源プラグのオンオフでスイッチの入る、

メカニカルスイッチのものを買いましょう。

変に高機能の加湿器だと、

マイコン制御がはいったソフトスイッチで、

コンセントの抜き差しでオンオフできなくて、

途方に暮れてしまうことがあります。

大容量で、シンプルなものがお勧めです。

 

このセットで加湿すると設定湿度にかなり近づけることが出来ます。

とはいえ、ネタトモの湿度測定精度に依存します。

ネタトモ以外にも気象センサーは世界中にかなり存在します。

面白そうなガジェットを大麻栽培に取り入れて、

独自の野菜工場を構築してみてください。

 

まとめ

湿度と温度を大麻の成長ステージに応じて、

適切にキープするメリットがお分かりいただけたでしょうか?

 

大麻が快適に暮らせる環境は、

人間も快適と感じる環境なのです。

大麻のことを考えるという行為は、

自分のことを考える行為にもつながります。

自分を大切にできる人は自然も大切にできるのでしょう。

そのまた逆もしかり。

 

しかし、

超小型化学プラントである大麻の気孔開閉システム、

良くて来てますよね。

 

室内で大麻を育てるということは

いってみれば、神になる、創造主になるということです。

グロウルームに小さな地球、大麻に理想的な、

ユートピアを作ってあげるのです。

大麻にとってみれば、

あなたは太陽であり母なる大地であり、そして空気のような存在です。

 

そう!あなたは神様なのです。

これが現実だったのです。

高い山