夢の自動開花
かなりの方がオートフラワーに興味を持たれているようです。
オートなんて何がいいのだろう?
ぼくは現役の時は最初にミスターグリーンのユーチューブを見てしまったせいで、マザークローン原理主義者となってしまいましたが、最近の自動開花種子はめちゃくちゃ熱いようです。
その事実を知ってしまって、個人的に調査してみました。
その結果をご案内しますね。
ルデラリス
その種を残すために、光周期に依存せず、自動的に開花させるという特殊能力をもった、ルデラリスという大麻の品種があります。
ロシアの寒いところに生息する大麻です。
ルデラリスと呼ばれるインディカ、サティバにつぐ第3の大きな大麻の系統です。
そのルデラリスとインディカやサティバなどの効力の強い大麻と掛け合わせてできたのがオートフラワーです。
南の方に住んでいた大麻が、その旺盛な生命力で、生息範囲を徐々に北に伸ばしていったのでしょうか。
ある緯度より北に進んだ時、大麻は光の周期が南と北では全く違うことに気づき、開花方法を光周性から時限式に切り替えたのでしょう。
生命の神秘ですね。
人類はまたしてもその神秘を利用して自分たちの都合の良いように役立てています。
今回はそのオートフラワー種子の取り扱い方法と注意点をご案内します。
オートフラワー(自動開花)種子の育て方
一般的なフェミナイズドシードを種から育てる場合、開花させてバッズを作るためには光を照射する時間を12時間そして暗闇を12時間作らなければなりません。
暗闇にしている間に光が入ったりすると、途端に大麻の開花リズムがくるって、正常に開花ない場合もあり得ます。
(但し、一回や二回では危機的な状況にはなりません)
オートフラワー最大の利点
ところがオートフラワー種は、光にそれほど敏感になることはありません。
自動開花種は光の照射時間に関係なく発芽から30〜40日で開花するからです。
さらにそれから、8週間ほどで収穫できます。
種から栽培を始めるのであれば、普通のフェミナイズドシードよりオートフラワーシードの方が早く収穫できることがおわかりでしょうか?
ですので、なにはともあれ、まず栽培をやってみたい。
自分で育てた大麻を味わってみたい。
そのように考えておられる初心者の方にお勧めできます。
自動開花はロシアの大麻品種「ルデラリス」を普通のインディカやサティバと掛け合わせて作られています。
オートが出た当初は、収穫量や樹脂のノリが今一つの品種が多かったのですが、最近のグリーンラッシュで、オート品種の進化は特に進み、現在では収穫量、THC濃度ともにフェミナイズドシードのものとそん色ないようです。
自動開花に適した光の照射時間
どんなライトの当て方でも開花します。
でも、大量に収穫しようと思うのなら、
最適な明暗サイクルは18/6です。
品種によっても違いますが、オート種はおよそ30~40日後に自動的に開花を開始します。
内部に開花タイマーを持っているようなものです。
ですので、種から収穫するまで2~3か月で終了します。
その長短は種によって違いますので、詳しくはシードバンクのデータシートを参考にしてください。
シードバンクよって微妙な癖はありますが、大抵、記述されている収穫時期より1~2週間遅らせた方が結果はいいようです。
(収穫時期の見極め方はここを参照してください。)
グロアはオート種を育てて収穫に至るまで、特別にライトのオンオフをコントロールする必要はありません。
とはいえ少しでも多く収穫するために、毎日多くの光を照射しましょう。
24時間光を当てた方が理論的には良いはずですが、暗闇の時間を設けて休ませた方が良い結果になったという報告が多いようです。
そのあたりは定かではないので、どなたか実験してみてください。
ただ、自動開花はクローンする意味があまりないので、全く同一の条件での比較は困難ですね。
僕も実験してないので、何とも言えないですが、現状光は
18/6
これが定説です。
自動開花の種子で栽培するときの注意事項
自動開花の種子は咲くべき期間が経過すれば自動的に開花するので、光に敏感になる必要はありません。
ところがそれは、発芽~4週間の間に正しく育てられなかった場合、回復時間を与えられないということです。
健康を損なってしまって、うまく開花を迎えられなかった場合、もちろん収穫量は少なくなってしまいます。
フェミナイズドシードから開花させて場合は、しばらく開花を控えて、養生させることができますので取り返しが効きますが、
自動開花の場合は種からやり直す他ありません。
なかなかシビアですね。
自動開花は。
自動開花のクローンについて
自動開花も、もちろんクローンできます。
でもそのクローンは悲しい運命です。
なぜなら、内部にタイマーが入ってますので、時がきたらすぐ開花します。
クローン発根後、即開花してしまいます。
もしかしたら、クローンしてる間に開花してるかもしれません。
いや、クローンする前に開花してるかもしれません。
だとしたらその苗は、発根にも開花にももてるエネルギーを注ぎこまねばなりません。
彼の運命は悲惨なことになるでしょう!
マザープラントも短い命です。
時間が来れば開花するのですから。
クローンを採取できる期間はとても短いです。
クローンして苗を量産したいのなら素直にフェミナイズドシードを買いましょうね。
オートフラワーの種子でアウトドア栽培
自動開花の種子はアウトドア栽培に適しています。
種から収穫までの時間が2~3か月で終わるので、本州でも二期作ができるかもしれません。
沖縄なら年中好きな時に種まきできますね!
素晴らしい!
本州でも、5月から7月くらいで一回収穫して、さらに7月から9月でもう一回。
うまくやればトリプルが狙えるかもしれませんね!
日照時間に関係なく開花するので、合法化したらいろいろ実験してみてださいね。
オートフラワー種の肥料濃度について
オートフラワーはフェミナイズドシードから育てた株よりECを低い目に保った方がいい結果が出るようです。
発芽して、5段目くらいまではラピッドスタートとクローンソリューションのみで育てるのが良いでしょう。
その後施肥するのですが、通常の1/4ほどの濃度で栽培するのがいいでしょう。
そこで、問題がなければ開花する4週目までに少しずつECを高めても構いません。
とにかく失敗は許されないので、慎重に慎重に!
30~40日以降開花し始めたらすぐに開花用のレシピに替えてください。
ただその時の濃度も比較的低めにしておくようにしてください。
濃すぎる肥料を与えて焼けさせてしまったら、取り返しがつかないのがオート品種です。
肥料はこちらが最適です。
オートフラワー品種の背の高さ
ふつうのフェミナイズドシードと同じように自動開花の株も品種によって、その背の高さは様々です。
自動開花で有名なLowrydersなどは30-40センチまでしか育ちません。
狭い所で栽培する方などにはとても都合がいいですね。
たとえば、タワー型PCタイプのグロウボックスなどがあります。
そのような場合でも、Lowrydersならうまく育てられそうですね。
Lowrydersなら誰にも知られず面白い栽培ができそうですね!
話は変わりますが、このLowrydersという品種夢が広がります。
おそらく大麻の品種の中でもっともコンパクトです。
小さいけどがっつりバッズは取れるようです。
どれだけ小さいスペースで、どれだけ良質の大麻を育てられるか?
そのようなチャレンジにもってこいです。
また、この品種専用グロウボックスを作ってみたいです。
温度湿度空気の流れCO2添加ECPHフルコントロール。
内部にカメラ付きで、成長記録を観察できるキットを作って学研の付録にして欲しいですね!
仏壇みたいなグロウボックスができそうですね。
PC自作のスキル+工作スキルがあればできそうです。
いっちょまえに背が高い自動開花
スーパーレモンヘイズのようなサティバにもオートフラワーがありますが、フェミナイズドシードでも背が高くなるタイプは、オートフラワーであっても、背は高くなる傾向にあります。
オートフラワーは背が低いイメージでしたけど、オートフラワーにも個性がいろいろあるんですね。
自動開花ならではの注意点
鉢上げについて
自動開花は鉢上げを最小限にしなければなりません。
発芽させて定植するときは、収穫まで使う植木鉢に植え替えましょう。
頻繁な鉢上げで根を痛めてしまった場合、回復の時間が取れないのが自動開花の恐ろしさです。
冒険せずに安全にいきましょう。
水遣りについて
フェミナイズドの通常シードよりもさらに気を付けて水を上げないといけません。
やりすぎや乾燥させすぎは禁物です。
常に適切な量を与えましょう。
失敗するとくどいようですが、回復の時間はありません。
肥料について
肥料については土で栽培する場合も、水耕される場合も等しく、規定濃度よりかなり薄いECにセッティングしましょう。
芽摘みについて
芽摘みをしないでください。
最初の成長期間が貴重なのです。
この期間に少しでもプランツにダメージが加わると予想される行為は慎まねばなりません。
SCROGやLST
少しでもプランツに伸び伸びと成長してもらうために、枝を曲げたり誘引するようなこれらのテクニックは避けた方がよいでしょう。
緑色の海(SOG)
この手法だけは特別です。
オートフラワーとの相性バッチリです。
自動開花種子をつかった、SOG量産手順。
- 120テントに30センチCLAポット9セットか16セット敷き詰めます。発芽させた苗をそこに植えます。
- その後2か月ほど過ぎたら(収穫予想日のひと月ほど前)、次の種子を9~16粒発芽させて苗を用意します。
- 現在テント内で開花させているプランツ達を収穫するまでの1か月間、新たに発芽させたプランツ達を、OPT2VEGなどの生長用のスペクトルに調整されたライトで育成します。
- それから1か月経つと、先にスタートしたプランツは収穫時期です。
- それらを刈りいれると、第二陣(発芽後1か月)の苗と入れ替えます。
- 第二陣の発芽から2月経過すると、第三陣の種を発芽させ一か月OPT2VEGで生長させます。
以下繰り返しです。
これによってマザークローンする場所も手間もいらず、
二が月ごとに種からSOGでバッズを大量生産できます。
このシステムの欠点は種が大量に必要になるということですね。
この弱点を克服できるあなたならばチャレンジされるものいいでしょう!
まとめ
オートフラワー(自動開花)いかがでしたでしょうか?
かなり栽培の幅が広がりますね!
夢が広がりますね!
ぜひ海外でチャレンジしてください。
日本から脱出できない人は、英語のサイトを調べて日本が合法化するまでに大麻博士になっていてください。
お願いしますよ!
種子の御用命は
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