未来の大麻物語1

お久しぶりです

読者の皆さんこんにちは。

こうやって再びここでお会いできて感動しております。
チェンマイのホテルの中で死を覚悟したこともありましたが、今こうして無事にワードプレスで記事を書けることに喜びを感じております。

なんてことのない町工場の普通のおっさんが、失われた20年の真っ只中のJAPAN!は大阪で、その身の丈以上の生活レベルを維持するために大麻栽培を始めた事がきっかけで、面白い人生を送ることになったという架空の物語が大麻物語だったわけです。

実際に経験したことを元に若干の脚色を加えて面白おかしく楽しんでもらえたらと思って書き始めました。
でもそれがありがたいことに事の他好評だったのです。
おかげでこのサイトのアクセスは鰻のぼりで、当初は絶好調でした。
兄弟でやっていた最初の内だけは…w
そのビジネスで得た収益で始めた大麻解放活動が面白すぎて、肝心のサイトの方は放置しておりました。

楽しみにしてくださっていた読者様には後ろ髪惹かれる思いであったことをここで付け加えさせていただきます。

とはいえ嬉しいことに今でも続きを読みたい方がいらっしゃるので続きを書こうとチャレンジしてはみたのですが、書いてしまうといく人かの迷惑になる可能性も考慮してしまい、筆が遅々として進みません。これについては時が解決してくれると願っております。
さらにいうと僕の中で寝かせて熟成させる必要がまだまだありそうです。
(続大麻物語を乞うご期待!)

未来の大麻物語

それまでのお目汚しとして何かできないかと考えた末、
未来の大麻物語として、近い将来大麻を解禁させるためにどうすればいいのか、
そんなことをつらつらと書こうと思い立ちました。

こんなブログをスタートしたからには、僕は終始一貫して大麻をやれる国日本にする!
という命題を掲げ続けております。
今日本で大麻で逮捕される人がいるのは、本当に自分の責任だと思っているのです。

この広い世界にはなんと!アメリカやヨーロッパなど大麻が認められた社会があります。
(歩きジョイントしても逮捕されないのですよ。今この同じ時に!国境を渡るだけで!)
大きく分けると、北米のように法律で大麻が認められた大麻合法国と、大麻は依然として違法ではあるが、警察が取り締まらない非犯罪化された国の2種類に大別されると思います。

その違いについて日本ではあまり意識されていませんが、大麻を将来どのように取り扱うかという点においてとても重要な問題なので詳しく考えてみたいと思います。

大麻合法化

よく言われるのがこれです。

僕も最初「合法化する」とそう銘打ってこのサイトを初めたのですが、それは物を知らないからでした。

チェンマイからアムスへ

コロナ禍がスタートしたAD2020。
絶体絶命となったタイでの数ヶ月、やっと虎口を逃れてアムステルダムに渡った次の日にボートハウスに大麻を持って訪ねてきてくださった導き手は、僕たち兄弟の大麻の師匠「タイマムステルダム」さんでした。

2020年八月末、兄弟は商売仲間達に裏切られたことを察知して、タイを脱出してアムステルダムに渡ろうととしたのですが、現地警察はすでに買収されており非常線が張られていました。
その線も考えていた僕はバンコクの日本人相手の法律相談をしている事務所に電話をかけて、国外渡航をした際に逮捕される可能性があるかを少なくないお金で調査してもらっていました。
その時その担当の方は「大丈夫だと、そんな情報は警察に入っていない」とのことで、兄弟は安心してスキポール行きのチケットを取得したのでした。
ところがなんと!
僕たち兄弟はスワンナプーム国際空港の出国カウンターで逮捕されました。
「この国に信義という文字はないのか!!」
そう絞り出す弟とともに空港留置場に連れて行かれ、
「圧倒的不利な立場での異国での無実の証明」
というどこかで見たような過酷な戦いがスタートしたのでした。

今の日本では想像することも難しい劣悪な環境の留置場で2晩過ごした後、裁判所に連れて行かれました。地元警察が紹介した、これまた銭ゲバの日本語通訳に充てがわれた弁護士に大金を積んでなんとか保釈されてほっとするのも束の間、足には大きなGPSをつけられ24時間監視され、チェンマイ県からは一歩も出られなくなってしまいました。

ホテルで弟と今後のことを話し合おうとしたら
「チ〜ン!」
iphoneのシグナルが鳴ります!
兄弟を警察に売った元仲間から、見るも悍ましい脅迫のメッセージが送られてきます。
不思議なことに彼は私たちの居場所知っているのです。
買収した警察経由で位置情報を入手しているのでしょうか。
滞在しているホテルをいくら変えても彼は場所を正確に当ててきます。
「今シャングリラホテルにチェックインしたな。逃げられると思うなよ。確実に仕留める!」
さらに銃や弾薬の写真がシグナルに送られてきました。
彼はあろうことかヒットマンまで雇ったようです。
タイでは数万円で簡単に人を殺すヒットマンを雇えるのです。

ですが結果的に兄弟は敏腕女性弁護士に救われました。

現在も狙われている状況を説明すると、彼女はすぐにホテルに迎えにきてくれて、友人のロイヤルファミリーの経営するホテルに移動、街ぐるみで兄弟を匿ってくれました。
とはいえ自由に楽しく暮らせるわけではありません。
週に一度は裁判所に出頭しないとなりません。
最悪起訴されて裁判が始まれば絶望的、刑務所に入れられるかも知れません。
タイの刑務所に人権などなく、劣悪な環境だと言われています。
ほとんどの日本人は獄死するとも…

あゝ日本に送り返してほしい。
日本の刑務所でぬくぬく暮らしたい!
そう何度思ったか。

そんな状況ですから、大麻が日本よりカジュアルなタイとはいえ、そんな気になれず、兄弟は大麻を摂取することを自重していました。
現実逃避する余裕なんてありません。
一日一日が文字通り必死でした。

2020年十月後半
検察から不起訴が出て、足枷のGPSを裁判所で外してもらった時の喜びは今でも忘れられません。

自由って素晴らしい!
この恐ろしい国から脱出して一刻も早く憧れの地、オランダに行きたい!!

兼ねてから連絡を取り合っていた憧れのアムステルダム在住のタイマムステルダムさんに連絡を入れました。

HOUSE BOAT

兄弟の滞在先はアムステルダムはヨルダン地区の川に浮かんだ、ハイセンスなハウスボートです。
そこはかつてウォールストリートの一線で働いていた、知性あふれるオランダ女性が所有するハイクラスな物件でした。
彼女は兄弟にオート暖炉やジャグジーバスルーム、システムキッチンなどハイテクハウスボート使い方を教えてくれていました。
最後にキッチンのでかい引き出しを開けて
「グラインダーとライターはここにあるから、マリファナを吸うなら自由に使ってね。
ただしテラスで吸ってね」
彼女は笑顔でそういうのです。
おっさん二人はポカーンとした顔を見合わせて思いました。
ついに先進国オランダに来たんだと。

アムステルダムに到着して未だ夢心地の兄弟は大麻を求める心の余裕すらありませんでした。
運河の向こうには風車やおもちゃのような家々が見えます。
そして街角からはチェロの音色が…
これから大麻と共に世界名作劇場の中で生活することになるのです。

大麻の使者

彼は到着した次の日にすぐ来てくれました。

水面下に沈んだ静かな僕の寝室で彼と二人で話し合ったものです。

彼は兄弟のことをTwitterを通してずっと見てくれていました。
彼の大麻に対するまっすぐな思いを聞いて嬉しくなって固く握手させていただいたことを今でも覚えています。
僕たちはどやってこのハウスボートにたどり着いたか、一通りの説明をし終わった後、
彼はアムステルダムの最高の大麻を兄弟に振舞ってくれました。
晩秋のボートハウスの川に面したウッドデッキで彼の巻いてくれたタバコの混ざったヨーロピアンスタイルのジョイントを吸って、
「あゝ僕たち兄弟は本当に助かったんだな」
そうつくづく思ったものです。

ジョイントを吸いながら、川の流れに浮かび、アムスの秋の夕日を背に、すっくと立つ彼のシルエットを見て僕は
「彼は大麻の使者だ」
そう思いました。

僕のアムステルダム滞在期間中、ずっとそのタイマムステルダムさんから最高の大麻を譲っていただけることになり、そして時に一緒にジョイントを味わい、夢のような時間を一緒に過ごさせていただくことになったのです。

その出会いを通じて、彼の先進的な大麻に対する考え方を学ばせていただきました。
大麻は合法化して政府の剣にするのではなく、非犯罪化して民衆の鍬とすべきだと思うに至ったのです。

合法化したらどうなるのでしょう?
僕個人の意見ですが、合法化とは大麻の利権が政府に正式に移ることだと考えています。
政府が全てをコントロールするのです。

大麻栽培してもいい人
大麻を売ってもいい人
大麻を使ってもいい人

全て許可制にして、経済活動には全て課税され、既存の富と権力に組み込まれることになります。
これまで大麻を恐ろしい麻薬として「ダメ絶対!」と嘯いてきた張本人達の手に!
大麻は富める人をより富ます手段として陳腐な化学製剤などと同じ運命に成り果てる未来を僕は想像するのです。

こんな未来の大麻物語なんて楽しくない。

大麻が日常となっているアムステルダムで生活している内に、僕はそう思いました。

大麻非犯罪化(大麻解禁)

このブログの主題が僕は「大麻を合法化する」から「大麻を解禁する」に変わったのに気づいてくれた方はいらっしゃったでしょうか?

非犯罪化とは法律はそのままで、大麻では逮捕しないという政策なのです。

この政策は行政の匙加減でどうにでもなるので、最悪な状態(袖の下で逮捕される人とされない人が出てくる可能性)にもなりかねませんが、警察や地方自治体の長が話せる人ならば(彼らに気づかれなければ)、柔軟に大麻ユーザーや各地方の実態にあった政策実現が可能になると思うのです。
合法化が中央集権的だとすれば、非犯罪化は非中央集権的だとも言えますね。
現状の日本の政治を見ている限り、中央に権力を集中させるとろくな事がなさそうです。

そういう意味でも
「中央政府が気づいた時には、地方で実質的に大麻が広く使われていた」
という状態になっていれば素敵ですね。

うまくやれば可能だと思いますよ。

大麻解禁革命の仲麻と話し合いたい!

真剣に日本で大麻を使えるようにしたい!
そんな同志と語り合いたいです。

思えば数年前の僕はご縁を大切してこなかったと深く反省しています。
商売仲間が裏切ったのも、
今弟と共に働けないのも、全て僕の至らなさに由来するのです。

とはいえ大麻の神はまだ僕に命を与えてくれています。

真剣に大麻をこの日本で使えるようにしたいです!


どでかい花火を打ち上げませんか?

これからのモットーは面白おかしく楽しく大麻革命です!
楽しくないと続けられませんからね。
夢が叶うまで追いかけ続けられる
仲麻!
keity717
までウィッカーして下さい。
僕の扉はいつでも空いています。

秘密会議を楽しみましょう。

提供は
大麻の種ならサムライシーズ
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