初心者必見!鉢上げ 積極的に大麻の根を育てる方法



本日はバレンタインデー❤️

僕からあなたへとっておきのテクニックをプレゼントします。

大麻は根が命

大麻は根が命です。
これまでの記事でも何回かお伝えしましたが、
これだけは肝に銘じてください。
葉っぱの状態ばかりに目がいきがちですが、
葉っぱがダメになってる時は既に根がやられていて手遅れなんてこともあります。
また開花期には、できるだけ強力なライトと濃厚な栄養を与えてグングン成長してもらわないと最終的に収穫が見込めないのですが、そんな時にモノを言うのが根の成長です。

上のプランツがたとえ小さくても、根がびっしり張っていて健康な状態なら、
開花させてからの伸びが全然違います。
根が成長していないと、ちょっとした環境の変化で、すぐに調子を崩してしまします。
とても育てにくい大麻になります。

逆に根が強いと、少々の環境変化には耐えられます。
そして光水空気、全てのフラグが立てば、そのバッズの品質は最高になり、収穫も最大化します。

ではどのように根を育てたらいいでしょう。
今回はその時に必須になるスキルについてご説明します。

鉢上げ(Repotting)

紹介が遅れたことをお詫びしないといけないほど大切なスキルです。
(他にもいっぱい紹介したいことがあるのですが、伝えきれなくて申し訳ないです。)
一般の園芸では常識なのですが…
大麻だけでなく一般の植物もぜひ育ててみてくださいね。
とても勉強になりますし、新たな発見があるかも知れません。

鉢上げとは
植物の成長に合わせて徐々に鉢を大きくしていくテクニックです。
どうしてその作業が必要なのかというと、
根の成長に適した鉢で育てると、鉢内の水分量が変化しやすいからです。
その点を解説します。

実際にCLAシステムや普通の土耕栽培に水をやると、
植木鉢の中はどうなっているのか?
細かく分解してみます。

大麻が土中水分を吸い上げる

土壌が乾く

水をあげる(土中の空気を入れ替える)

土中水分量が増える

鉢内に酸素が不足する

根が急速に水分を吸い上げる

土の上の部分(茎や葉)が成長する。

土壌の水分量が低下する

土中酸素が増える

根が育つ

最初に戻る

このようにして根が育ち、そのあとに葉が育ち茎が伸びます。
このサイクルが短ければ短いほど植物は成長しやすいと言っても過言ではありません。
このサイクルを短くするためにはどうすれば良いか?

それは鉢の大きさを必要最小限にすることです。
そうすると、鉢がキープできる水分量に限りがあるため、頻繁に水をあげなければなりません。

根の周りの空気が頻繁に入れ替わることになり、根が成長する機会が増えます。
さらに根を常に刺激することになり成長を促します。
根は土中に水分がなくなると(もっと水分を集めなければと必死になる)成長します。

逆に水浸しで、
いつもヒタヒタの状態だと、危機的な状況になることはありませんが、
甘えかすことになり、結果として根は弱々しいものとなります。

根が健康な大麻とそうでない大麻は見れば一目瞭然です。
根が健康な大麻の茎は太く、葉の、色は濃く大きくそして密度が高いです。
できるだけ小さめの適切な鉢で育てて、成長に合わせて、少しづつ大きくしていきましょう。

鉢上げのやり方

  1. いつまで小さな鉢で育てればいいのでしょう?
  2. そして、どのタイミングで大きな鉢に植え替えれば良いのでしょう?
  3. どうやって植え替えればいいのでしょう?

※前準備。
鉢上げの前には培地の水分をできるだけ減らしておこう。

1.について

毎日成長を観察してください。
成長速度をみてください。
順調に伸びているときはその鉢で育て続けても問題はないです。
成長速度が鈍ってきた時を見逃さないように。
(タイムラプス映像を録画してチェックされることをお勧めします)

2.について

根がびっしりと鉢の中に張り巡らされると、
もうその鉢で、その植物を成長させることはできなくなりました。
そうなると根詰まりしています。

そんな時が鉢上げのタイミングです。

3.について

広げた手の中指と人差し指(薬指でもOKお好きな方で)の間に大麻の茎の根元を差し込み、
大麻の根元の土の上面を、手のひらで支えるようにして、鉢を逆さまにします。

植木鉢の底を反対の手でトントンと、小刻みに叩き、振動で培地と鉢を剥がします。

ある程度分離できたと感じられたら、鉢を完全に大麻から取り外してください。

根が十分に成長していたのなら、根が培地をしっかり咥え込んでバラバラにはならないはずです。

でも、ポロポロこぼれるので、下に新聞紙でもひいておきましょう。

大麻をひっくり返してあらかじめ用意してある大きな鉢に植え替えましょう。

周りに培地をかぶせて完成です!

十分に根を張っている大麻であれば、鉢上げした直後に水を上げれば、かなりの成長を見せるはずです。

そうなると鉢上げは大成功です。

鉢上げした後は、必ず水やりしてくださいね。

実際の鉢上げスケジュール

発芽した時やクローンが発根した時

紙コップや苗用ポリポットが適しています。

発芽した時はラピッドルーターやココブラグ、ロックウールですよね。

それを苗用のポットや紙コップやプラコップに移してください。

若木(3〜7週程度)

根が4〜8段になったら5号鉢程度の植木鉢に移しましょう。

移しても元気に育っていることが確認できれば芽つみしてもいいでしょう。

マザーにする場合

5号鉢から8〜10号鉢程度に鉢上げしましょう。

8号鉢にすると、コンパクトなマザーに仕上げることができます。
鉢上げしないという選択肢もあります。
それが盆栽です。
根の容量を制限することで、プラントの成長をコントロールします。

10号鉢にすると、かなりの大きさに育つので要注意です。
クローンは毎月何百も取ることができますがw

開花する場合

開花する場合はCLAポットのような大きな鉢に移植しましょう。

ここまでくると、鉢はでかい方がでかい花が咲くというものです!

まとめ

「鉢上げ」いかがでしたでしょうか?

鉢上げすることによって今まで伸びたい伸びたいという魂を閉じ込められて、

大麻の圧縮されたエネルギーが、一気に広がる様子をご想像いただけたでしょうか?

最初から大きな入れ物で伸び伸びと育てるより、

ある程度範囲を狭めて閉じ込めた方が、解放された時によりスケールが大きくなるとは面白いですね。

アメリカやカナダのような広い入れ物で伸び伸び生きるのも一つです。

そうはいっても、かの国にはかの国なりの枠が存在することでしょう。

あるいは、

ゆりかごのように優しく、箱庭のような狭苦しい日本で生き抜く選択をするのも、また一つの人生です。

今現在、ここは僕たちの魂にとって狭くなっていませんか?

あなたの根はそろそろ限界にきているのではないでしょうか?

自分を制限する枠を取り外し、さらに大きな枠の中で伸び伸びとその魂を広げたくはないですか?

とはいえ、

人生というのはどこまで行っても枠があるものなのかも知れません。

目に見える枠や見えない枠に閉じ込められて、もがくのが生命というものなのかも知れません。

枠があってこその人生なのかも知れませんね。

何れにしても、

これまで抑圧されてきた経験は、決して無駄にはならないでしょう。

溜まったエネルギーを解放する時は、今をおいて他にありません!



この記事を書いた人