きっかけ
僕が初めて大麻をやったのは2009年。
その時すでにアラフォー。
それまで、交通違反は多めだけど、
違法な事とは無縁な社会人でした。
幸い家族にも恵まれ、経済的にもまぁ豊かな方で、
大麻なんて、
「まりふぁな?何なんそれ、麻薬?」って感じで
なんの興味もなかったです。
それから2015年にパクらるまで、数々の寄り道がありましたが、
すっと大麻栽培と関わってきました。
そんな僕が、どうして大麻栽培をはじめたのかというと、
それはまぁ、お金に困っていたからでした。
僕は弟と二人で、ある工場を経営しておりました。
いろいろあって、会社の経営が行き詰まっておりました。
来年までに何とかしないと、今の贅沢な暮らしが維持できなくなります。
まぁなんとも情けない話です。
いつものラーメン屋で弟と昼飯を食べながら、
「なんとかしゃななぁ」
と相談していました。
それまでもいろいろ手を付けてきました。
パソコンを作ったり修理したりもしたし。
レンタルサーバーの真似事などもしていました。
システムインテグレーターのようなこともやったし。
ハイレゾDACや真空管アンプなどを作って売ったりもしてました。
何をやってもそこそこハマるのですが、
これってのに出会ってないと、自分自身で思い込んでたのです。
中途で投げ出していました。
端的にいうと覚悟がないんですね。
どんなことでも、やり通せば光は見えてくるものですよ。本当に。
薬物事犯逮捕のニュース
さて、来年からどうして生活したものかと、
頭を抱えながら晩御飯を食べているところに、
流れてきたニュース。
「大阪府xxx商業ビルで大麻栽培容疑の男2人再逮捕!末端価格1億3千万円の乾燥大麻を押収」
と、アナウンサーが深刻な声で喋っている横に、
枯れた草木と、ライトや植木鉢など、
押収された大麻栽培用具をテレビカメラが映していました。
「大麻ってめっちゃ高いねんな」
「どんな設備でやってんねん」
「誰でも出来そうやな」
「調べてみよう」
思えばそれがきっかけでした。
大麻が合法化してたら、こんな事件も報道されないし、
もっと若いうちに大麻と出会っていて、
今の僕もいなかったと思うと不思議な気分です。
「BURST HIGH」
考えるのと行動を同時にやらないと気が済まない性分のなので、
早速ググってみました。
日本語の情報が少ない中で、
面白そうだったのは
「BURST HIGH」
という雑誌。
当時の僕には大麻カルチャーなんてものには全く興味がありません。
ただ、どうやって大麻を作るのか?
「日本国内の実例含め詳しく解説されている」
というただそれだけの事で、
その雑誌に興味をもち、買おうとしたのですが、
2008ごろ既に廃刊!
その時はとても残念に思いました。
そうこうしてる間に見つけたのは皆さんご存知、
「マリファナX」
なんでこんな本売ってんねん!
当時はそう思いました。
早速、
梅田の紀伊國屋書店に、
一人で勝手にドキドキしながら買いに行きました。
買って帰ってすぐに読んでみたら、
この本には栽培のことが詳しくのっていて、かなり参考になりました。
他の章も面白いしね。
今までは「オランダ、大麻合法ってとんでもない国やな」って
思ってましたけど、この本を読んでいると、
「オランダ面白そうやなぁ」って
そんな考えになってきました。
このころは、40年間の強力な洗脳を、
ゆっくり溶かしていく貴重な期間だったと思います。
そして次に参考にしたのがコレ
「やる夫が大麻を栽培するようです」
今ならYOUTUBE、Twitter、インスタグラムとなどの、
SNSで情報を探すのでしょうが、
当時はなんといっても「2ちゃんねる」で情報を収集するのが主流でした。
当時の2チャンネル薬板は面白かった。
完全ではないにしても、
ネットの匿名性がある程度信じられていた時代でした。
発足したばかりのサイバー警察の活動は、まだ活発なものでなく、
実際にネットの証拠でパクられていた人はほとんどいません。
IT社会に体制側が追い付いていない、今よりは少しマシな時代。
そういった背景もあり、本当にDEEPな話題が何の臆面もなく、
そこでは活発に語られていました。
そんな中、やる夫が大麻・・・の解説は、
当時としてはかなり実用的でおもしろく、
やっぱり日本語で書かれてるし、
これならやれるぞって気になりました。
さぁ大麻栽培はじめるか!
次回…
「発芽」
マイファーストグロウは成功するのか、しないのか!?
乞うご期待
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